原付バイクで街駆け巡りナース 

訪問看護に転職したナースの日常ブログ。 こんなナースもいるんだと共感したり励みになって頂けたらと発信します。

訪問看護師が職場に妊娠を伝えるタイミング

本日から妊娠中期。

安定期と言われる時期に入りました。

とりあえず、ホッとしています。

 

さて、妊娠を伝えるタイミングですが

よく安定期に入ったら職場に報告

することが多いと聞きます。

 

しかし看護師の場合は、夜勤や体に負担

のかかるケア、感染症にさらされる

リスクがあります。

妊娠が確認でき、早めに職場に

報告する看護師が多いでしょう。

 

私の場合も、すぐに上司へ伝えました。

 

生理が1週間以上遅れ、あれ?

もう少し様子を待つが来ず。

まさか妊娠?か。

 

市販の妊娠検査薬で「陽性」の反応。

本当か?と疑い、数日に分け検査をしました。

どれも「陽性」の結果でした。

 

休日を待ち、産婦人科で妊娠の

確定診断のため検査と診察を受けました。

 

妊娠6週で胎嚢と心拍の確認ができ

「おめでとうございます!」

とても優しい声の女医さんに

声をかけてもらい、思ってもいなかった

妊娠に嬉しさと驚きの感情が湧きました。

 

それも束の間、看護師として妊婦生活を

送ることに不安が押し寄せました。

何度も忙しい職場で、流産や切迫早産に

なった同僚を知っているから。

 

診察室を出て、すぐに上司へ妊娠したと

メールを打ち始め・・・

あ!さすがに旦那さんに1番に報告

せねば悪いなと連絡を入れ

その後、上司へ報告したのでした。

 

週明け、上司は訪問のスケジュール調整

をして下さりました。

 

ただ、今振り返ると「妊娠したかも?」

と思った時点で上司に相談しても

良かったのかなと思います。

 

妊娠の確定を受けるまでの期間は

不安な日々だったからです。

 

1日平均5〜7件の訪問。

移動やケアで流産してしまっていたら?と。

新規の訪問や新しい業務を任され

「いや、私妊娠してるかも知れないのに」と

何も知らない上司に勝手に少し腹を

立てていたりしました。ごめんなさい。

きっとホルモンの変化のせいです。

 

産婦人科を受診するまで、仕事後は

ベッドでひたすら安静に過ごし

無事、妊娠を願うばかりでした。

 

「妊娠したかも?」と思った時点で

上司に相談しても、きっと早めに

産婦人科へ受診できるよう業務の調整や

体に負担のないスケジュールへ

変更してくれていたと思います。

 

職員のことも大事できないなら、

利用者さんを大切にはできない。

所長なら当然のはず、と。

 

たとえ妊娠していなかったとしても

妊娠を考えているんだなと把握して

もらうきっかけにもなるかと思います。

 

妊娠初期は、流産のリスクがあります。

悪阻も始まります。

お腹もまだ目立たず妊婦だと気付かれません。

訪問看護は、気分が悪くなっても

病棟のようにすぐに休憩室で

休むことができないです。

訪問先は基本1人。

何かあってもヘルプですぐに代われない。

妊娠初期、私は何より移動が辛かったです。

 

妊娠生活は、常にリスクと隣合わせ。

安定期と言われますが、胎盤がしっかり

完成して流産のリスクが減っただけ。

何があるかわかりません。

 

自然流産もある妊娠初期ですが

今まで通りの仕事をしたことで

未然に防げたトラブルを回避

できなかったら、悲しいです。

 

なので、妊娠がわかり次第すぐ職場に

伝えた方が良いと思います。

 

また、妊娠を望んで治療をしている方も

積極的に相談した方が良いと

言うのが私の意見です。

 

妊娠は人生で数少ない期間限定。

どうか自分の身体を1番に考えて欲しいです。

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