原付バイクで街駆け巡りナース 

訪問看護に転職したナースの日常ブログ。 こんなナースもいるんだと共感したり励みになって頂けたらと発信します。

新型コロナウィルスの影響による変化〜利用者さん編

今回新型コロナウィルスによる影響で

私達の訪問看護ステーションでの変化

を幾つか挙げます。

 

今回は利用者様の反応。

①訪問キャンセル

新型コロナウィルス罹患を恐れしばらく

訪問キャンセル希望が極数名ありました。

利用者様の想いは尊重する形を取り対応

しています。3月末より今現在まで訪問お休み

されています。主に腹膜透析治療の方です。

 

②訪問時間短縮希望

いつも1時間少しかかる訪問を30分にして

欲しいとご家族様より希望がありました。

毎日処置していた所、処置内容を選択し

ケアしました。時間が足りず充分なケア

が出来ずやるせ無い気持ちでした。

 

訪問看護継続するのか不安がる

私達が訪問する事での罹患を恐れキャンセル

する方もいる一方で外出自粛となり訪問看護

は来てくれるのかと不安がる方もいました。

こんな状況だと病院も行けないから看護師が

来てくれ有り難いとの言葉は大変嬉しかった

です。

 

④過剰な不安を抱く

特に独居で外出も出来ずTVばかり観ている

利用者様は過剰に新型コロナウィルスに

対しての不安が強くみられました。

そりゃあ四六時中あんなメディア情報ばかり

観ていたら不安、ストレスになりますね。

 

⑤看護師に対して態度変わる

荷物や上着は部屋に持って来ないでと

私達の物はバイ菌扱い。

全介護の方で、家族とコミュニケーション

取りたくても私達からの罹患を恐れ隣の

部屋の窓側にずっとおられ(逃げている?)

家族から情報収集出来ない。

サインもらう為ボールペンを渡したらすごく

戸惑いながら私のボールペン触りたく無い

様子。

ニュースで医療者への偏見、差別がある

との事でしたがこの事でしょうか?

もちろん感染対策は強化し対応しており

利用者、家族へ紙面で対策内容は説明して

います。訪問看護は色々な自宅へ行く為

菌を持ち込まない、持ち出さない様徹底

して対策しています。

利用者、家族の不安になる気持ちも理解

できます。

でも実際に自分がバイ菌扱いみたいなのを

受けられると傷付きますね。

医療者の方が適切な感染対策、手洗いも

上手だし、よっぽど街中の方が危険だぞ

って思ってしまいましたが仕方ありません。

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