原付バイクで街駆け巡りナース 

訪問看護に転職したナースの日常ブログ。 こんなナースもいるんだと共感したり励みになって頂けたらと発信します。

婚活で自分を見失っているナースへ捧げる1冊

本の書評的なものを最近書きました。

「ナースが婚活!?」という本です。

 

 これを読み、婚活したい気分になりました。(結婚済みです 笑)

ナース女子には大変面白い本。

婚活迷子ナースには、ぜひ手に取って欲しい。

 この本は結婚相談所で成婚した

8人の実話を交えた物語です。

特別な点は「ナース専門の結婚相談所」

であること。

実在する「ナースのとも 良縁」という

結婚相談所がモデルとなっています。


仕事柄、日々患者さんの為に奮闘している

ナースは私生活でも同じように

相手を人一倍思いやりますよね。

 

結果、恋人に尽くし過ぎていること

ありませんか?

気付けば都合の良い女なっていませんか?

ダメ男ばかりと付き合っていませんか?

「仕事柄ストレス溜まるし、今はまだ結婚

しなくてもいいから彼に癒されたい・・・」

分かっているけど、目を背けていた

結婚に至らない交際を続けているナース。

 

夜勤生活あり、平日休みもあるシフト生活。

不倫に陥りやすい生活!?なナースたち。

やめられない不倫を続けてしまっている・・・

 

こんなお悩みナース聞いたことあります。

 

さて本に登場する婚活お悩みナースたちは

ナース専門の婚活コンサルタント

横山さんと関わり自分を見つめ直して

いきました。

自分を取り戻し、見事に成婚を掴み取った

のです。

 

横山さんは元ナース。

相手を汲み取り

温かい言葉で的確なアドバイス

婚活お悩みナースに突き刺さるでしょう。

 

「婚活」とは結婚相手を見つける活動です。

あなたはどんな人と結婚したいのか?

結婚後はどんな人生を送りたいのか?

どこで、どんな暮らしをしたいのか?

希望のお相手は年収600万以上。それはなぜ?


婚活では自分の「結婚観」や「理想の家族像」を思い浮かべ自分に対して

たくさん問いかけが必要です。

まさに自分を見つめ直す機会であり

婚活は「本来の自分を見つける活動」

とも言えるのです。


本にも出てきますが

「婚活は自分探しの旅である」と。

 

ナースは生死に関わる緊張と責任ある

仕事で、体力と精神力を使います。

結構大変ですよね。

 

ナースという素晴らしい仕事を

しているのだから

もっと自信を持ってみんな生きて欲しい。

 

結婚だけが幸せとは限りませんが

同じナースとして

人生輝いて過ごして欲しいものです。

 

婚活に悩みクヨクヨして

自分を見失っているナースは

この本を手に取っていただきたい。

 

あなたらしい婚活ができることを願います。

 

 

 

最期まで可能性を広げる関わりをしよう

最近は、終末期ケアが続いていました。

訪問看護に転職して、住み慣れた自宅で

最期まで過ごせるのは自然であり

良いなと感じます。

 

さて、今回は介護職をしている利用者の娘さま

との関わりからの学びです。

利用者さんは長い間、疼痛コントロール

が難しかったのです。

薬剤調整し、娘さまに医療麻薬使用の指導を

行いながら、1人で介護していた娘さまの負担軽減のため毎日訪問しました。

 

痛みも落ち着き、傾眠がちになってきて

いたある日。

利用者さんが外出好きだったことを知り

ある看護師が、散歩を提案したのです。

「梅が見たい」と少し前に話していたと。

利用者さんもその提案に頷き承諾された。

 

そこからすぐケアマネージャーへ連絡。

リクライニング車椅子の手配をお願いし

看護師数名が外出に関われるよう

スケジュール調整。

提案から2日後、体調も変わらず

お庭まで車椅子で散歩。

タイミングよく梅の花も咲いていて

覚醒もあり見ることができたのです。

一緒に写真を撮ったりと娘さまは

喜ばれていたそうです。

外出の3日後、お亡くなりになりました。

 

「散歩の提案してくれて大変嬉しかった。

私は介護職をしていますが、

これはダメ、あれもダメと制限ばかり

ある中で働いていました。

だから外に出るなんて思い付きません

でした。ありがとうございました」

と娘さまより涙ながらに感謝の言葉を

頂いたのでした。

 

家族は状態が変わる中で

現状を受け入れることに必死です。

もうこんなこと出来ないだろうと

既に諦めている場合もあるのだと思います。

 

残り少ない時間をどう過ごしたいか?

何か手伝えることはないか?

本人や家族の望みを聞く際に、

「こんなことも出来ますよ」

と医療者から色々なアイデア

提案することも必要なのです。

 

最期まで希望を持って過ごして欲しいです。

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得意なことや弱みを訪問看護で活かそう

訪問看護をやりたい方。

在宅看護に挑戦したいけれども迷っている

そんなナースがいるのではないでしょうか。

今日はそんなナースへ向けて私が書いた

職場でのブログを共有し、背中を押します。

 

看護師×○○○な働き方

 

新型コロナの影響で、病院経営が圧迫されています。遂に看護師もリストラ時代!? 

専門性のスキルを持った看護師だけが生き残るのでは?と考えさせられました。

この1年で副業するナースが一気に増えたと思いますね。

SNSなど発信方法が多様となり、色々な看護師がいることを知りました。

 

看護師×YouTuber

看護師×ファイナンシャルプランナー

看護師×プロスノーボーダー

看護師×リフレサロン経営

看護師×海外看護留学サポーター

看護師×セミナー講師

看護師×美容ナース

などなど。

専門看護師など資格を取ってキャリアを

作るだけでなく、あなたの強みを活かして

自由に活躍できるのです。

 

 

 

長所を訪問看護で発揮

 

「私は何も特技や趣味がない・・・」

と思っていませんか。

 

「人の話を聞くのが好き」

「代用品のアイデアがすぐ思いつく」

「料理や家事が得意」

「いろんな人と関わるのが得意」 

 

こんなことが、訪問看護で強みになります。

訪問看護は1人の利用者さんと

じっくり関わります。

ゆっくりお話を聞くあなたの姿勢は、

まさに訪問看護師にぴったり。

 

利用者さんを支える地域の連携機関との

協力は必須です。あなたが得意な

コミュニケーション力が活かされますよ。

そして、在宅は病院のように医療物品は

揃ってない。お家にあるもので何とか

しなければならない。あなたの生活での

イデアが発揮できます。

 

看護師×傾聴のスペシャリスト

看護師×閃きアイデアナースなど

強みを活かせればなんだってなれるのです。

 


失敗談や短所も強みになる

 

「いやいやそんな長所すらないよ」

なんて思っているあなた。

短所や失敗談だって時には強みに

変えられるのです。

 

例えば、病院では仕事が遅かった方。 

実はゆっくり関わる訪問看護が向いている。

 

仕事を頑張り過ぎて、体調やメンタルを

崩してしまった。

その経験から生活習慣を見直しストレスへの

セルフケアを学んだなどの過去がある方。

この実体験は、同じように苦しむ方へ共感され説得力あるアドバイスができるのです。

 

失敗談や弱点を訪問看護でプラスに変えて

みませんか。

 

 

 

看護師資格を活かそう!

 


長所、短所など色々書きましたが

あなたは既に強みを持っています。

 

「看護師」という資格です。

 

医療の専門知識を持った看護師は違う分野で活動するときなど、信頼されます。

 

看護師資格をあなたの人生でやりたいことに

とことん活かしていきましょう。

 

 

 

最後に。

どうでしたでしょうか。

訪問看護で関わる利用者様は、生活環境も

人柄もさまざまです。

だから関わり方も千差万別で面白いですよ。

そして色んな看護師がいたっていいのです。

あなたの魅力を訪問看護で活かしていきませんか? 

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訪問看護師×ライター活動で変化したこと

昨日は土砂振りの訪問看護

社用ケータイが水没し、通話が一切できない事態に。帰宅し、ドライヤーで必死に乾かしました。なんとか復活。

雨の日はジップロック入れて携帯しようと誓った日でした。

 

さて、今回はライター活動での変化です。

 

「どんな良い文章でも傷つく人がいる」

ライター講座で衝撃だった講師からの言葉。

これを意識し、ライター活動をスタート。

そうして、文章を書くことで日常生活に変化がありました。

 

・ことば選びが慎重になった。

・誰にでも分かるように話すことを心がけるようになった。(特に利用者さんに対して)

・伝わる、分かる記録をするよう改めて注意するようになった。

・話すとき、書くときは何を伝えたいのかを始めに意識するようになった。

・伝えたいことを考えるために自分と向き合う、「内省」することが増えた。

・前向きな言葉、キレイな言葉を使うようになり思考も同様に変化。

・文章の構成を考えるうちに、説明の順番に気をつけるようになった。

・精神科訪問看護が始まり、言い回しなど言葉の表現方法が役立っている。

・利用者さんや家族、後輩など「ことばで癒す、ケア」できる力を実感。

・人の言葉使いや文章が気になり始めた。

・もっとアウトプットをしようと思えるようになった。

・人に優しくなった気がします。

 

まだまだ成長途中で、課題も山積みです。

ですが文章を書くということだけで、こんなに自分に変化をもたらしてくれます。

 

どんな形でも良いです。

自分の言葉で文章を書いてみませんか?

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薬を飲まないことには理由がある

原付バイクトップケース(荷物入れ)に

むぎ茶が溢れていました・・・

バイクの防寒着がむぎ茶の夏の香りとともに、寒い1日を乗り切りました。

ペットボトル蓋の緩み、気をつけます。

 

昨年、精神科訪問看護研修を修了しました。

今年に入り精神科の訪問がスタート。

精神科は信頼関係構築に始まり、

看護師としてだけでなく

人として大事なことを学び直せます。

 

今回「お薬を飲まない」ことについての学びの振り返りを共有します。

 

お薬を飲んでいない」表面だけで済ませない

服薬状況を把握は

精神科看護では重要です。

なぜなら、服薬しないことで

精神状態の悪化に繋がることがあるから。

怠薬、服薬拒否する場面よくありますよね。 

「飲まなかった人」と捉えるのではなく

「なぜ飲まなかったのか?」

理由に着目が必要なのです。

薬を飲まない訳がある。

ここに寄り添うことです。

 

看護師にとっての内服

看護師からすると、内服は当然のこと。

内服していない人は問題児。

飲んでいない、じゃあ看護師管理にしよう。

お薬カレンダー使って確実に内服を。

としていませんか? 

はい、私は昔してました。

飲まない理由も聞いていたが、言い訳だな

飲まないから血圧下がらないんだよ。

内服できていない!

次勤務の怖い先輩にお願いなんて

頼めないから、今飲んでもらおう。

なんて私、若い頃してたと思います。

看護師はどう飲ませるのかで必死です。

業務に追われ「飲まない理由」に寄り添ってなかったと思います。

 

患者にとっての内服 

内服することが苦痛。

副作用が恐い。

薬を飲む必要がないと思っている。

逆にお薬が大好きな人や、薬がなくては不安な方もいますよね。

人によって薬への捉え方が違うのです。

私が患者だったとしたら、一緒です。

薬の後味が嫌で、症状が治れば飲まない。

いつだかの残薬がお家にありますね。

必ずしも飲むことが当たり前と思っていないということです。

 

飲まない理由に寄り添ってみよう

飲まないことを選択した理由を知る。

これは次、内服できるに繋がるのです。

「薬を1個ずつ出すのめんどくさかったんだ」

そっか、そっか。じゃあ1包化頼んでみるね。

と飲めるような改善策が見つかりますよね。

 

最後は信頼関係

そして、大事なことは信頼関係です。

飲まない理由に耳を傾けてくれたと

思っていただくこと。 

できなかった言い訳をついしませんか?

私はよくします...

言い訳、よくないですが。

ひとまず聞いてくれたら嬉しくないですか?

「こんなに大変だったのよ!

でも私が悪いから次はこうするね」とね。

 

この人は分かってくれると思えたら

信頼が生まれます。

そこから薬の必要性を話すと

スッと理解してくれるではないでしょうか。

「この人が言うなら飲んだ方がいいんだろな」

 

薬を飲まなかった理由をゆっくり

聞いてみてください。

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新人ナースはググってる?いやタグってる!?

「新人さん、全然質問して来ないんだよね」

と怒っているお姉さんナースの発言聞いたことありませんか?

「分からないんだから、もっと質問あるはず」

「私が新人の時は何でもかんでも質問してたわ」なんて言っていたりしていませんか。

 

最近、新人ナースの態度に対し、そんなことを言っているナースに遭遇しました。

「あの利用者さんの症状、関連図わかってるのかな。何も質問ないんだけど」と。

 

新人さんは、何を聞いて良いのか分からない

状態なのかしら?なんて思いながら

その新人さんがよく使うPCを使っていると、

いっぱい検索履歴が・・・

ふむふむ、めっちゃググってるではないか。

 

新人ナース世代は当たり前にインターネット

を使いこなし、いつでもすぐに検索するクセがあるように思います。

いや、近頃は「ググる」は古いらしく「タグる」そうで、SNSでタグリ情報収集をしている

ことが多いようです。

 

「質問がない」と勝手に怒るのではなく、

新人ナースさんが色々と調べているかを

確認してみてはどうでしょうか。

質問がないことにストレスを感じずに済むのではないかと思います。

もし新人ナースさんが分からないことを検索していた場合、「何が分からないのか」を明確にしてあげると良いでしょう。

そこから、知識や思考力が伸びるような関わりが大事なのかと感じます。

 

またインターネットの情報は

不確かな点も多いです。

勉強の仕方や専門書での調べ方を

教えてあげてはどうでしょうか。

そして大前提に、質問しやすい雰囲気

忘れずに作っておきましょうね。

 

若者に真似てタグる情報収集力を

身に付けようかしら。

そんなことを考えた1日でした。

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調理で奪われていた時間を取り戻す話

2021年最初の大きな買い物は調理家電です。

シャープのヘルシオシリーズの加熱式ウォーターオーブンとホットクックを

購入しました。

 

なぜ購入したか?

 

それは時間が欲しいからです。

特に仕事を終えてからの時間を。

 

帰宅後、何に1番時間を費やしているか。

私の場合は調理でした。

料理は好きですが、準備や片付け含め2時間は取られているのです。

 

訪問看護は、移動があり日中体力を使い果たしており、帰宅後疲れた中で料理し食べ終わる

頃には猛烈な睡魔がやってきます。

 

1人暮らしならテキトーな料理でも良いのですが、さすがに家族がいるのでそうはいかない。

 

新しい年は時間を大切に生活するを目標に

成功してる方の習慣を調べ尽くすと

「する」ことより「しない」ことに重点置いてる人が多いと感じます。

 

本で話題になりましたよね。

しないことリスト

例えば「寝る前にスマホを見ない」

「土日に仕事のメールを確認しない」

「無駄な飲み会に参加しない」など。

 

やらなければ良いので実行できそうですよね。

 

「する」(To do リスト)では、

目標達成するためにさらに細分化した目標を

考えないとなりませんよね。

 

「しない」ことの方がシンプル。

そして達成しやすい。

奪われていた時間を取り戻せ、時間も増える。

 

そんなわけで、

「平日はきちんと調理をしない」

と決めました。

 

購入した時短家電で、ほったらかし調理で奪われていた時間を取り戻します。

 

使い始めたら、また書きます。

 

看護師の仕事は、体力だけでなく精神面も相当神経使い帰宅したらヘトヘト。

時間がないと嘆いている方、ちょっと家電を

見直して、楽してみませんか。

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